超富裕層マネー、争奪激化 ゴールドマンが日本参入 成長分野で大手競う
日本経済新聞
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ブローカレッジに続き、アセットマネジメント事業からも利潤が急速に消失していく流れのなか、フロンティア領域である資産運用アドバイス(プライベートバンク含む)事業への関心が高まっています。
ただ、顧客層として超富裕層カテゴリーへの新規参入がどこまで事業として立ち上がる可能性があるかは個人的には疑問です。日本の富裕層取引は、長年、世界中の金融機関の憧れの市場ですが、人々の国内バイアスが強く、手数料にセンシティブでもあり、なかなか難しいです。
古くはシティバンク、HSBC、UBS、メリルリンチなどが相次いでトライしては、国内系との合弁や撤退などと数奇な運命を辿っています。
そこに今回ゴールドマンがどう切り込むのか…富裕層に対するブランド力は世界最強でしょうが、日本の富裕層取引は世界最難関クラスです…世界のリアル富裕層本人の多くはUBSなどのスイスの銀行やクレディスイスやモルガン・スタンレーを使っていてシンガポールなどに住んでいます。ただ、それでも相応の富裕層個人や法人格の資産保有会社は日本にいると判断したのでしょう。