[4日 ロイター] - 米短文投稿サイトのツイッター<TWTR.N>は4日、合成ないし虚偽的に改ざん編集された動画や写真の投稿に警告のラベルを付ける取り組みを開始すると発表した。今年の米大統領選を前に、虚偽の情報がプラットフォーム上に大量に出回る事態に備える。

身辺の安全への脅しや社会不安の拡散、有権者への抑圧、プライバシー上のリスクなどを引き起こし得るコンテンツについては、いかなるものも削除するとした。

ソーシャルメディア企業は、人工知能(AI)など高度な合成技術を用いて作られる本物そっくりの偽動画などの出現に対応するよう、圧力を受けている。すでにアルファベット<GOOGL.O>傘下のグーグルやTikTok(ティックトック)、フェイスブック<FB.O>などが対策を発表している。