米アイオワ州党員集会での集計混乱、モバイルアプリの準備不足と関連
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民主党エスタブリッシュメント御用達のIT会社の仕業。LA Timesによると、前回の選挙でクリントン陣営が使ったIT会社がつくったアプリ。ヒラリークリントンは、「誰もバーニーのことを好きではない」とか最近のインタビューで答えて「選挙妨害」をしているのに、蓋を開けたら、そんな会社が選挙に関わるアプリをつくっている。今まで、どこの会社を使っているのか、どんなアプリを使っているのか、テストしたのかなど、一切開示せず、この結果。全然、中立性がない会社に依頼したので、もう信憑性もないもない。これが民主党エスタブリッシュメントの実態。
結局、いつものメンバーが権力を牛耳っていて、アウトサイダーのバーニー・サンダース候補には絶対に不利になっている構造としか思えない。前回の選挙では、民主党本部が、サンダース候補を落とす画策をしてそれが発覚して大問題になったが、全然懲りていない。しかも今回は途中でルールも変えるなど、また同じことを繰り返している。
【追記】ちなみに、もう右か左かという分類はやめた方がいい。それよりも分かり易いのは、エリート(エスタブリッシュメント)かポピュリストです。トランプ大統領は政治家ではないし、反エスタブリッシュメントなので、メディアや政治で食べている業界のエリートからは非常に煙たがられている。同じ意味で、バーニー・サンダースも、民主党候補でありながら、民主党エスタブリッシュメントから嫌われている。逆に、民主的本部は、トランプ大統領よりもサンダースを嫌っているかも知れない。実際、サンダースが落ちれば、トランプに投票する人が出てくるはずです。ヒラリーの時も同じ動きがあり、そうゆう人は、トランプよりも、民主党エスタブリッシュメントを毛嫌いしている。
LA Timesの記事
https://www.latimes.com/business/technology/story/2020-02-04/clinton-campaign-vets-behind-2020-iowa-caucus-app-snafu
民主党が途中でルールを変更した件については以下でコメント
https://newspicks.com/news/4593477?ref=user_952336混乱が続く民主党予備選の混乱っぷりがそのまま出た印象を与える案件。いずれ結果は出るだろうし、本選までにはもっといろいろなニュースが出てくるので選挙戦を振り返った時のエピソード程度の話にはなるだろうが、深刻な問題ではない。しかし、初戦のアイオワで勢いをつけるというもくろみが外れ、モメンタムが失われるのは民主党にとっては痛い。
ピート・ブーテジェッジが接戦を制した。同性婚の公表後も市民から信頼されている新世代の政治家。まだ38歳。これはサプライズ!
https://www.newsweekjapan.jp/watanabe/2019/04/post-57.php
ピート・ブーテジェッジ 362,637
バーニー・サンダース 337,887
エリザベス・ウォーレン 246,180
ジョー・バイデン 210,344