MUFGが純利益を7500億円に下方修正、大幅減損で10-12月期赤字
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ダナモン株の減損は、売買目的の有価証券ではなく長期保有目的なのであくまで会計上の話し。キャッシュフローも影響なし。
ダナモンは、既に収益源になっているアユタヤ銀行の様にインドネシアの経済成長を取り込んでいけるので、将来の収益源になっていくでしょう。低金利環境では国内はジリ貧なので、デジタルの活用も含めて国内業務のリストラを進めつつ引き続き収益の海外比率を高めていく流れになっていくと思います。その上で制約となるのが、リストラを進める中での社員のモチベーションの維持や外貨の調達力・外貨資産の回転力です。うーむ。ヘッドライン的にはバンクダナモンののれん減損による特別損失に目が行きますが、債券関連の利益が対前年同期比で+1848円の増益になっているにもかかわらず、経常利益が同▲1023億円減益になっているところに本質的な厳しさが滲みます。今後コロナウイルス絡みなどで業況が厳しい与信先が増えた場合、与信関連費用がさらに嵩むこともありそうですが、それに対する耐性は米金利次第となりますね。
ダナモンの減損は、株価の回復が見込みにくいことから、既に昨年末に発表済み。今回の新しいポイントは、年度計画を引き下げたことで、つまり、年度末までに株価ぎ戻るかも、という淡い期待を捨てたということです。
しかし、ダナモンの業績自体は増益基調でこれまでのところ悪くはありません。懸念すべきはむしろ顧客部門の減益。リテール、受託資産などが軒並み減少しています…
持株会社社長に東大理学部出の亀沢氏を昇格させる等の新体制で、どこまで巻き返しが図れるか、注目です。