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SARSの時と違うのは、ウィルスの情報を世界が瞬時に共有できることです。SARSの時は、チェルノブイルのときのソ連のような隠ぺい体質が中国にはありました。中国も微博の時代になり、隠ぺいしきれないことが浸透しています。そして、世界中に感染が広がったことで、ウィルス撲滅に世界の知恵を結集できます。まさに怪我の功名です。敵が見えれば、勝利も見えてきます。早く右に上がり続けるベクトルを下げたいです。
十分に警戒することが大事なことは言うまでもありませんが、正体がはっきりわからないことで、感情的な社会的混乱が広がることは避けなければなりません。最新の医学的知見を更新、結集して、初期に対応策を広げておき、必要に応じて絞り込んでいくプロセスが重要。正確な情報の共有に努めなければなりません。
これまで医学雑誌上で報告されている平均の潜伏期間は、5.2日間(95%信頼区間4.1-7日)で、各報道で一人歩きしている数字ほど長くはありません。大方は1週間以内に発症するということになります。

一方、各国が設定する2週間の根拠は、95パーセンタイルが12.5日間と報告されているところにあり、これは、わずかではあるが数%の方で2週間に及ぶ可能性があるということを示唆しています。

これらの報告はごく早期から行われているものであり、最近になって知見が変化したという訳ではありません。変化があるとすれば、これらの数字をどう対応に繋げるかという対応の適正化にあると思います。

最悪のシナリオを想定して、という場合には、依然として2週間というのは妥当なラインということになりますが、例えばその人数が増加してキャパシティを越えれば対応は変化しうると思います。

参考文献: https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2001316?query=featured_home