ホンダの武漢工場、操業停止を13日まで延長 再開は未定

［上海　３日　ロイター］ - ホンダ<7267.T>は、湖北省武漢市にある東風汽車<0489.HK>との合弁３工場の操業停止を１３日まで延長する。広報担当者が３日ロイターに語った。

広報担当者は２日に、２月１４日に操業を再開する予定と明らかにしていたが、地方政府の方針に従う意向で、再開の時期はまだ決定していないという。

新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、湖北省は春節（旧正月）休暇を２月１３日まで延長している。

＊内容を追加します。

コメント

注目のコメント

• Kato Jun

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2020年02月03日

  まだ拡大基調で各国が入国制限などを拡大しているこのタイミングで、武漢の工場再開タイミングを明らかにしたというのが気になる。
  本当に再開するのだろうか？13日までの春節休暇延長は発表済みだが、それ以降はもう少し状況を見て判断する、という言い方もできる状況だとは思うが…もちろんサプライヤーも絡むので、そこで再開をするためにサプライヤーに早めに伝えないといけないというのはありつつも、宣言をすればサプライヤーも動き出さざるを得ない。
• 荻生 泰之

  EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング パートナー

  ・2020年02月03日

  時期尚早かと思います。
  
  これにより、生産は再開されても新型肺炎が蔓延すれば、再度、操業停止となります。
  更に、部品供給が停止しても操業停止です。
  
  企業側として運転資金が不足していて、給与支払の問題で操業を再開せねばならないのかもしれません。
• 四方 藤治

  M&Aイノベーション・コンサルティング代表 博士(法学)

  ・2020年02月03日

  部品メーカーや物流業者、販売店が「再開」しないと、単なる掛け声に終わる。
  
  社会不安を煽りたくない湖北省、ひいては、中央の指示だろうから、東風・ホンダの合弁会社に選択の余地はないだろう。
  
  手持ちの在庫で数日は操業できたとしても、いつまで続けられるかはわからない。
  
  それにしても、感染が武漢だけから始まったのが不思議でならない。