再編病院名の公表に不満63% 「不安あおる」との批判集中
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「地域医療構想」についての根源的な理解が、自治体に浸透していないのかもしれない。公立・公的病院だけ再編しても意味がない。民間病院もいずれ議論に巻き込むことが真の狙いである。それは、厚労省も当然分かった上で公表している。
人口減少によって入院患者数自体が減る地域が多くある中で、今まで通りにベッド(病床)を構えていたら、固定費がかさんで病院が経営難になるだけだ。
それを予見して病床再編を進めるのが「地域医療構想」。再編を進めれば町に病院がなくなるというより、人口減少によって町に入院患者がいなくなって今のままでは病院が破綻する、というべき状態を直視しなければならない。医療機関側からすれば、穏便に済ませたい意向があったと推察されますが、だからといって事態を打開する手立てを打てていない(というか打とうとしない)ので、荒療治ですが公表も悪くはないことかと思います。
財政健全化を目指し、公的資金の注入を避けることも国の重要な役割です。まだまだできることはたくさんあると思います。このリストの1番の問題点は数字で切った事でしょうか。
後からリストの訂正が入りましたが、東京都赤羽橋で救命医療を展開する済生会本部の済生会中央病院がリスト入りしていたりと(後から計算ミス?かなんだかで修正されましたが)、実態に見合ってないリストだと医療者側から取られたと言うのもあります。
リストの公開や厚労省の目的は理解しますが、本リストの公開は医療機関にも患者にも大きなインパクトを与えるものであり、もう少し慎重な行動が望まれたでしょう。