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ぼくが「通信と放送の融合のこれから」という本を書いたのが2008年。
10年たっても同時配信は実現しませんでした。
見逃しなどオンデマンドは2008年、NHKが動いて民放も追随したのですが、同時配信も昨年の放送法改正でNHKに道を開き、民放も追随です。
採算に難があるものの、海外に比べ大きく遅れたメディア横断の視聴環境がようやく改善します。
ここからどういう新サービスを生んでいくのか、民放の創造性が求められます。
ただ本格化するには権利処理の簡素化は必須です。このあたりは内閣府の規制改革推進会議に頑張っていただきたいところです。
何人見てもコストの変わらない放送と、見れば見るほどインフラコストのかかるネット配信ではコスト面で大きな違いがあります。ネット配信の特性を活かした番組作りによって新たな視聴者体験を提供できれば活路もあります。
今もスポーツのライブなどはネットで配信してますから、ガラッと大きく変わる事はなく、少しずつニーズのあるところから始めればまだまだテレビは戦えるので、時間との戦いですね
"民放は採算が合わないと慎重だったが、3月から同時配信を始めるNHKに追随"
「機器であるテレビ」離れだと、もしかしたら勘違いしてません???
「コンテンツ」としてのテレビ離れが進んでいるのです。
ひとつの大きな要因は、ネットにはインタラクティブ(双方向性)があるのに対し、テレビが一方通行であることでしょう。
SNSに時間を割いている人たちは、ネットでテレビ配信をしても観る機会がさほど増えるとは思えませんが・・・。
当時フジテレビと組んでFNNストレートニュースの切り出し配信システムを組んだり、BBCワールドニュースの国内最初のサイマル配信をやったりしていました。
その頃の日本の地上波コンテンツはネットでの公衆送信権などまったく意識されておらずインターネット同時配信など夢のまた夢でした。隔世の感であり、地上波の地位減退の象徴でもあると感じます。
テレビは見ていませんし、テレビもありません。
子供への教育上の理由もありますし、大人としても時間を浪費するからです。
その一方、情報取得はインターネットに頼っており、子供にはアクセス制限をつけてインターネットを使わせています。
今回の取組により、更にアクセス制限をかける必要が出てきました。
しかし、インターネットでテレビ配信を行う流れが強まれば、将来的にテレビは無用の長物となりそうです。
ホリエモン、livedoorのフジサンケイグループの買収騒動からは早15年、彼が主張していた事が時代を先取りしていたのは明らか、本当に周回遅れですが、挽回できるでしょうか
リスクを取って当初の採算を度外視しているAbemaは偉い
これを機に民放含めた大インターネット時代になるんだろうか。
個人的にはブラジルからも見られるのかが気になりますが。
テレビは最早ただのディスプレイで十分ですね
スマホからBluetoothで繋げば何でも見れる