【英ＥＵ離脱】今後も日英関係強化へ 安保・防衛協力加速

コメント

注目のコメント

• 武貞 秀士

  拓殖大学大学院 客員教授

  ・2020年02月02日

  EUを離脱したあとの英国は、外交関係を新しく構築することになる。そのとき英国が考えることのひとつは、アジア諸国との外交関係重視だろう。いまのところ中国が米国にとってかわる尊敬される超大国として認められているわけではない。貿易通商政策、一帯一路政策のプロセス、中台関係、感染症に対する初期対応、軍事政策の透明性など、問題ありだろう。日本の出番だ。日本が英国との関係強化のための施策が必要になっている。
• 清岡 大輔

  お金と経済学が好きです

  ・2020年02月02日

  日英は同じ島国で海洋秩序をめぐる価値観も共有できる国だ。
  また両国間では国民同士のイメージもよく、日英関係強化に違和感は発生しづらい。
  
  英国にとってはEU、米国、中国と距離を縮める時期ではないため、日本にとっては大チャンスだと言える。
  
  「安全保障・防衛」分野では関係強化しつつ、これから始まる貿易協定交渉では妥協せずに交渉してほしいです。
• 前田 康三

  意外と注目の部分は、英国のTPP加入ではないか。英国とEUのFTA交渉は簡単に妥結しないように見える。英国が関税ゼロの恩恵を受けられなくなったとき、新しい輸出先としてTPPで環太平洋を目指すのではないか。TPPの加盟国から見れば、米国が抜けたTPPの地平線を広げたい思惑があるわけで、英国のTPP加入は「win-win」の取引きになり得るのではないか。