英国がEU離脱、加盟国初 歴史的転換点、混迷に終止符
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その結果の良し悪しは歴史が評価するとして、歴史的な瞬間には間違いない。個人的には、輸入するスコッチウイスキーが高くならないよう、早期にきちんと自由貿易協定を結んでほしいです。。。
注目のコメント
遂にEU離脱。職場の多くが離脱反対だったので、本日は複雑な空気でした。
英国とEUの関係に焦点を当てたコメントが多い様ですが、もう抜けてしまった以上、先に進むしかありません。
ブレグジット後の英国は、今後どのような戦略を描き、今の地政学に基づく様々な政策課題を乗り越えて行くのでしょうか。日本の外交安全保障面ではどういう影響を与えるのでしょうか。メイ元首相がかつて掲げた「グローバル・ブリテン」構想が示唆するように、欧州から抜けた英国は将来の経済の中心となるアジアとの関与を、より積極的に行うことになるでしょう。
日本の視点からは、特にアフリカやインド太平洋地域等において、インフラや海洋安全保障等の側面でどの程度英国と協力ができるかが注目ポイントになるでしょう。例えば、日米英など3カ国間の戦略的な枠組み等もできるのでしょうか?
英国際問題戦略研究所(IISS)でも今後さまざまな視点から研究を行なっていく予定です。ロンドンのパーラメントスクエアでは離脱派の祝祭、スコットランド・エジンバラではEUの旗が振られた離脱反対派の集会。2つのまったく異なる「離脱」の風景。
大西洋の反対側では、トランプ氏弾劾裁判の「無罪」が事実上決まる上院採決がありました。トランプ氏はこれを最大限、大統領選に使い、民主党はボルトン氏著書をてこに「トランプ氏は『有罪』」と主張していくのでしょう。英国でも米国でも一段の分断が深まる気配を感じさせる、なんと象徴的な一日かと感じます。斎藤陽さんと並ぶ、数少ないかもしれないブレグジット、イギリスにとって結構いい結果になるかも派の自分ですが、せっかくなのでまじめな論説をしようと欧州議会のファラージ氏演説のビデオをみていたのですが、なんですかこれは!
https://www.bbc.com/japanese/video-51305641
「(散々EUをディスった後)・・・・つまり言うことなしだ。皆さんは我々がいなくなって寂しいかもしれないでしょうがね。我々から国旗をとりあげたかったのだろうが、さよならのために国旗をふってやろう」
といって、全員で立ち上がって小さなイギリス国旗をふる(笑)
一方ぶちきれたEU議長はマイクの音量を切り、強制停止。
更にEU議員たちは起立して手をつないで”(ブレグジットに反対するイギリス内の)スコットランド民謡である蛍の光を歌って送り出しというパフォーマンス?で対抗。
なんですか、この清々しいほどの茶番ぶりは。
いや批判しているのではなく、単純に面白すぎて、真面目な評論をする気力が一瞬で失せました。
これが欧州流のユーモアなのかなんなのかは日本人の私の感覚では全く理解できませんが、欧州の歴史は基本的にくっついたり、離れたりの繰り返しなので、このあたりの感覚は我々とは違うのかもしれませんね。
因みにこのあたりのシチュエーションは、フランスとドイツ、ロシアが連合しイギリスと対抗したことで、栄光ある孤立政策をすて日英同盟に至った19世紀後半をおもわせなくもありません。
あえてこじつけるなら競合することの多く、歴史的にみると組むとたいてい負けるゲンの悪いドイツ≒EUよりイギリスーアメリカのアングロサクソン同盟と組んでおいた方が日本は得なことが多いので、イギリスのEU離脱は日本にとってはマイナスにはならないでしょう。