【尾原和啓】人生を自由にする「必須教科」を学べ
NewsPicks編集部
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データエコノミーに関するど真ん中の解説書、ベストセラー作家尾原さんらしい世界津々浦々の現場を解像度高く拾いつつも緻密で分厚い論理で構成されている、現代人へのポジティブな讃歌よのうな一冊。
GAFAを筆頭に大手IT企業がデータ支配するディストピア的な陰鬱な言論が蔓延しつつある時代に、本書はそれに真っ向否定することなく、しかしながら大胆に楽観的立場を取り、冷静に論理とデータに基づきつつ、ディストピア論をも昇華する形で、データ時代の個人の生き方を提唱している。
データプラットフォーマー各社毎、中欧米の国家毎、そして新時代のデータプロトコルに台頭するブロックチェーンとそれぞれ解説したうえて、後半ではそれぞれのデータ世界をどう選択し、対峙していくべきか、そのために個人が持つべき「ハンマー」すなわち指南書を付している。
データ資本主義、至上主義的現代に広く読まれるべき応援歌であり詳しい指南書のような一冊である。新著アルゴリズムフェアネスについて
Newspicksさんにインタビューしていただきました。
本書では触れなかった日本を駆動するアルゴリズムとその副作用などふかぼります
みなさんのコメントと一緒にふかぼっていければですビジネスモデルや風土・慣習もアルゴリズムの一種なのですね。それに気づきました。
なるほど、そういわれてみれば、自分の行動はアルゴリズムによって制約されている。あるいは、アルゴリズムによって問題を解決している。
時には、ちがうアルゴリズムにひたるのがいいかも。人生が大きく広がりそうです。