子どもに「株式会社ってなに?」と聞かれたときの正しい答え方
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注目のコメント
Schenkoppさんと一緒。
子供の頃にズッコケ三人組が好きで、今でも「うわさのズッコケ株式会社」は覚えている。たしか最後に株主に分配・解散したと思ったが、そこ含めて大人になって考えてみると面白いし素晴らしい本。株式会社の説明には、株式会社そのものの説明と出資の説明とがあり、この2つは関連するので一緒に説明せざるを得ない。
記事では、株式会社と株式の諸特徴のうち、少額資金の糾合、営利性(利益分配が目的)、出資者の有限責任、法人性、および出資者の議決権平等といったこたが易しく説明されている。
その他、株式会社の社団性や出資の払い戻し不可、その反面の出資者の地位の自由譲渡性(そのため、出資の匿名性、出資のパッケージ性がある)、出資のエクイティー性(出資者の権利の劣後、残余財産の分配期待)があるが、これらは説明されていない。
もっとも、株式会社・株式には、複数の特徴があり、時代と共に変化し、社債に近いものもあるのでその説明は簡単ではない。たとえば、無議決権株式などの種類株式はその代表例だ。
さらに、超高速取引で売買される株式は、従来の説明とは整合しない。株式の形を借りたけの財産権の売買と考えた方がよさそうだ。社団性は希薄で議決権の付与の根拠も怪しい。