PMF(プロダクトマーケットフィット)の大切さと実例、はかり方、見つけ方: 基礎編
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営業力、マーケティング力があるとPMFをごまかせてしまう事があります。営業力によって、本当は刺さっていないプロダクトを営業先に押し込むことができたが、結果的にはチャーンしてしまう。マーケティング力によって、本当は刺さっていないプロダクトのMAUが一時的に伸びているように見えていたが、その後減衰してしまう。こういうケースがよくあります。
>PMFがないときはいつだってわかる。カスタマーはプロダクトに価値を感じていないし、口コミは広がらないし、プロダクトの利用もそこまで早く成長しないし、メディアによるレビューもあやふやで、営業サイクルは長すぎて、案件はクローズしない。
>そしてPMFが見つかった時も誰が見てもわかる。カスタマーはプロダクトができた瞬間に購入していき、プロダクトの利用にサーバーが追いつかず、会社の銀行口座に売上金があふれる。営業やCSの採用が追いつかなくなり、あなたの会社を聞いたメディアから電話が鳴り止まない。
>そうは言ってもPMFを示す表現はどれも曖昧で、計測のしようがありません。そこで、1.先行指標(Sean Ellis's test "このプロダクトが明日なくなったら困るか?"、NPS、口コミ等)や、2.プロダクト事に異なるエンゲージメント(MAU、ライド数、決済数等)、3.リテンションの3つでPMFをはかります。3→1の順に重要ですが、1→3の順に数値が早く計測できます。スタートアップに限らず、新規事業全般に言えそうです。
Product Market Fitがあれば、ひっきりなしの問い合わせや売り上げの上昇などで明らかになり、組織づくりはPMFの後。
PMFまではひたすら、マーケット探しとユーザーの課題解決の繰り返し。PMFは10-20%しか出来ないと。