LINE、赤字468億円 スマホ決済や先行投資重荷
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コア事業に属するディスプレイ広告の営業収益が伸び(対前年同期比+59億円増収の150億円)、戦略事業に属するフィンテック/AI/コマースの営業収入も伸びています(同+12億円)。
しかし広告事業を含むコア事業の営業利益は同+13億円増益で個人的にはやや弱い印象。戦略事業の赤字幅は従来と横ばい。この結果通期連結営業損益はマイナス390億円でした。減価償却費は227億円を調整しEBITDA的な数値を出すとマイナス163億円。バランスシートはまだ余力があると思われう、このタイミングでZ HDと次の展開を模索するのは賢明と思いました。LINE Payへのポイント費用が高くついたようです。
QR決済は、ポイントを多くつけないと使われない状況にあります。
家電量販店に行くと分かりますが、LINE Pay、PayPay、d払い、au Payなど毎週のように代わる代わるポイントキャンペーンをやっています。
このような環境では、完全にサバイバルゲームになっていて、利用者は次々とポイントが多い方へ移ってしまいます。
しかし、ポイントを止めれば、利用者は帰ってきません。
お互いが雁字搦めな状態です。
このような状況は、少額決済では非接触決済であるSuica、Edy、Waon、nanacoなどの方が利便性が高く、高額決済ではプラスチックカード決済が普段使いであるので、ポイントキャンペーンを行わざるを得ない状況もあります。
これでは、QR決済の前途は多難であるため、QR決済は諦めて、
寧ろ、ポイント費用に使うお金を、非接触決済への取り組みに費やした方が未来の先取りとなるため、良いのではないかと思います。結果、PAY争いの勝者は消費者。
事業者は、開発、ばら撒き、疲弊しただけ。回収のフェーズに生き残ったのはPayPayだけ。
ばら撒きが終わって、これから通常営業に入ってきますが十分回収出来るでしょうか?VISA、Masterのクレカを使わずにPayPayを使うか?ばら撒きが無くなったらカード払いに半数位が戻りそうな気がします。
にしても、LINEは無駄な消耗をしてしまった。