ファナック、営業益予想を17%上方修正-設備投資など経費削減
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自動車やエレクトロニクス業界の設備投資動向を反映するファナックのQ3決算。対前四半期で考えると、受注は3四半期連続マイナス、売上高は7四半期連続マイナス、営業利益は8四半期連続マイナス。
通期ガイダンスが上方修正され、その修正値の為替前提が保守的に見えますが、中国の新型肺炎の件もありQ4に底入れとはまだ言い切れない気がします。
ただし、売上高の下げ方がマイルドになってきたこと、FA受注がQ3に底打ちしているのは一覧する限り好材料かと。一見いいニュースに思えますが、貿易摩擦と地政学リスクにより、消費を先延ばしにして体力温存戦略。
ただでさえ賃金上昇していない中で国内消費がまた一段と冷え込んでしまいそうですね。
アベノミクスの下駄を履いても物価上昇しないかもしれません。協働ロボットをもっと市場に出さないといけない気がする。産業ロボットはこれからもっと、柵で囲わないといけなくなると思うし、安全基準についても厳しくなるはず。だからこそ、人と働ける協働ロボットに力を入れるべきかな。