日銀が民主党政権に懸念、議事録 政策転換で「不透明感」
コメント
注目のコメント
日銀による議事録公開のポリシー。
https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/seisaku/b21.htm/
>>各金融政策決定会合から10年を経過した後に、半年分(1月から6月分、7月から12月分)ごとにとりまとめて、年2回公表しています。<<
議事録はこちら。
https://www.boj.or.jp/mopo/mpmsche_minu/record_2009/index.htm/
2009年1月(麻生政権)の議事録:「懸念」の単語出現数22回
2009年2月(麻生政権)の議事録:「懸念」の単語出現数24回
2009年3月(麻生政権)の議事録:「懸念」の単語出現数19回
2009年4月(麻生政権)の議事録:「懸念」の単語出現数15回
2009年5月(麻生政権)の議事録:「懸念」の単語出現数20回
2009年6月(麻生政権)の議事録:「懸念」の単語出現数29回
2009年7月(麻生政権)の議事録:「懸念」の単語出現数14回
2009年8月(麻生政権)の議事録:「懸念」の単語出現数19回
2009年9月(鳩山政権)の議事録:「懸念」の単語出現数26回
2009年10月(鳩山政権)の議事録:「懸念」の単語出現数24回
2009年10月-2(鳩山政権)の議事録:「懸念」の単語出現数15回
2009年11月(鳩山政権)の議事録:「懸念」の単語出現数24回
2009年12月(鳩山政権)の議事録:「懸念」の単語出現数21回
・・・まあ「懸念」だけで言えば、民主党政権になったからといってどうという感じではないのかもしれませんね。
※さすがに内容全文までは読破できず・・。日銀審議委員は、自らを選任・提示してくれた政権とは方針が異なる政権に交代すると、任期途中で解任されることはなくとも、自らの地位の後ろ盾を失ったような印象を持つのかもしれない。
政策決定会合直後に公表される議事要旨では、政権交代について決定会合で一切触れられていない。
http://www.boj.or.jp/mopo/mpmsche_minu/minu_2009/g090917.pdf
「不透明感」は、要旨には書いていないが議事録本文には書いてある。審議委員が政権交代について抱く懸念は、当時は隠されていたということになる。
往々にして、日銀は中央銀行の独立性を維持するために、政府が決める財政政策についての評価を公式には述べない。今回の件も、そうした配慮によるものだろう。
日銀審議委員は、財政政策についての個人的見解を、委員就任前まで大々的に述べていても、委員になったとたん表向きにものが言えない「籠の鳥」になってしまうものだ。