中国経済に依存─新型ウイルスが襲った観光立国シンガポールの憂鬱 | SARSの経験は生かされているのか?
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注目のコメント
シンガポールは中国からの渡航者の入国規制を始めました。この記事はその前にかかれたといえども、特定の論調に落とし込むために、運転手、友人、空港職員という方々の発言が引用されますね。シンガポールを代表する意見かのように読めてしまいます。シンガポール政府の対策にいかに問題があるか、いかに国民が不満をもっているか、という着地点ありき?
また、観光産業収入がGDPの14%と書かれていますが、どこから数字をもってきたのでしょう。シンガポール政府観光局によれば4.1%。
https://www.stb.gov.sg/content/stb/en/about-stb/overview.html
まさかと思いますが、GDPの14%「相当」という意味でしょうか。GDPの○%を占める、と、GDPの○%に相当、は、意味が異なります。混同している記事はよく見ますが。(サムスンの売上が韓国のGDPの2割に相当を、2割を占めると書いている記事は、よく見かける。財閥上位10社がGDPの4割を占める、とかも。占める、ではなく、相当額が正しい)
GDPと売上は概念が違うので、占めると言い方はできません。英語で表現すれば明らかな違いがありますが、日本では曖昧に処理されていて、おそらく書き手も分かっていないだろうと思わせる記事が少なくありません。
GDP統計上の観光ではじき出される数字と観光収入がなぜ一緒になってしまうのだろうかと。
それにしても、この著者の方は、長年、マレーシアとシンガポールに、なぜここまで手厳しいのか…