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恵方巻きは食品ロスの様々な課題を包含しており、これを解決することは、日本の食品ロス問題解決に向けた重要な一歩となると言えます。

年に一度の統計しか得られず、受給予測がしにくい。専門店や調理設備のない所で販売されることが多く、売れ行きを見ながら作るということが困難である。思いついた時や気付いた時に買われる傾向があるため、完全予約販売が難しく、予約販売と当日販売に値差をつけても、当日需要がかなりある。
製造業者が欠品を起こすと、機会損失に対して補償金を求められることがある。本部・支店のある小売店は、本部から十分な量を販売するよう要請がある。消費者は購入したいものが置かれていないと、クレームを入れる。

こう見ていると解決の鍵は、小売業者が欠品を許容すること、消費者が売り切れを許容することにありそうです。

恵方巻きが食品ロスの象徴としてここまで話題となるのであれば、ステークホルダーが一体となり、政府も支援した上で、大規模なプロジェクトとすることも考えられ得るのではないでしょうか。食品ロス削減の成功体験を得られると、影響が大きいと思います。

今年の「恵方巻きのロス削減プロジェクト」では、農水省がPR資料を展開して賛同事業者それぞれで対策を行うことに留まっています。各個別店舗ではできないことについて、そろそろ考えても良い段階です。

・売り切る工夫を行い実際に売り切った製造業者や小売業者を、公的機関が認定し、評価を高め応援者を増やす仕組みをつくる。
・予約を行う消費者には、行政または業界団体等から環境配慮型インセンティブポイントを付与する(他の季節物との連携も検討)。
・Eコマース大手が先導し、「おせち」のようにインターネット予約販売の慣習を拡大する。
・製造業者におけるロス、小売業者におけるロスに対し、廃棄を極限に抑えるレスキュールートをあらかじめ確保する(フードバンクとの契約、アプリによるマッチング等)。そして「恵方巻き廃棄ゼロ」達成事業者を世間に認知させる制度を作る。

以上は一例です。具材自体を、製造業者の余剰な材料から作り上げる、「エシカル恵方巻」を打ち出すことにより、元々の恵方巻の「福を得られる」という意義に、社会貢献意識をプラスさせて販売促進を狙う、なども提案できそうです。

折角の世間の注目を、食品ロス問題解決の一歩に繋げたいものです。
この考察は興味深い。
たしかに食品ロスは至るところに存在している。
にもかかわらず何故恵方巻ばかりなのか?

この現象に関する考察はこの記事に書いてありますが、
勝手な仮説としては、やはり恵方巻を食べると言う企業がマーケット化した風習に対して消費者はなんらかの認知的不協和を解消出来なかったのではないかと思います。

クリスマスやおせちも同じようにロスはあり、ゼロではない。
でも消費者も企業もそれほど騒ぎたてない。「まあ仕方がない」的な認識が存在していそうな感じがします。また企業側も儲かるからまあ良いかと考えているようにも感じます。

恵方巻は手間の割に儲からない、お客様もそれほど恵方巻に対する良質な体験、記憶もない。だから、恵方巻を買うことに対する認知的不協和も解消できないし、企業側もそんなに売れないからやめたいけど、やめられない。

そんな思惑が入り混じる催事は情報の可視化が進む今日においてはやり続ける大義名分はなくなるのかもしれませんね。
敢えて言えば、恵方巻をブームにしようと仕立てたコンビニ各社へのダメだしが必要だと思います。

本来は行政からもっと指導があっていいところですが、そうはいかないのであれば、消費者個々人が声を上げるべきだと。
「脱、食品ロス。企業の刷り込み戦略には乗らない」と。