[東京 28日 ロイター] - 麻生太郎財務相は28日、中国湖北省・武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の影響について「現時点で確たることを言うのは困難」との認識を示した。中国政府が同国から海外への団体旅行の禁止措置に踏み切ったことで「インバウンドへの影響はある」との認識も併せて述べ、日本経済への影響を注視する考えを示した。閣議後の記者会見で語った。

日本郵政<6178.T>の新体制に関しては「(保険商品の不適切販売で)不利益を被った顧客対応に万全を期すことが重要。信頼回復は簡単にできることではない」とし、近く郵政がまとめる業務改善計画の着実な実行を求めた。

*発言内容を追加し、再構成しました

(山口貴也)