【サイゼリヤ社長】ミラノ風ドリア299円。値上げは絶対しない
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今日から3日間、サイゼリヤ特集を始めます。
主観的ですが、サイゼリヤは他の低価格帯のお店と比べて、美味しいと思います。この値段でこのクオリティが提供できるのはなぜなのだろう、と気になったところから企画がスタートしました。
サイゼリヤの今後の課題は、利益の向上です。固定費が高く、スケールメリットを前提としたビジネスモデルなので、ここは譲れません。
人口減少には歯止めがかかりませんし、サイゼリヤの客層として多いファミリー層も減っていきます。
ですから、堀埜社長が新業態のファーストフードに積極的なのも頷けます。イトーヨーカドーを凌駕したセブンイレブンのように、サイゼリヤを超越する怪物を生み出せるのか。堀埜社長の手腕に注目です。サイゼリヤの仕入れがすごいという話はしばしば耳にしますが、トマトの品種開発をしていたとは知りませんでした。
調べてみると、超大玉のレタスも開発し、福島県や宮城県に280haの自社農場があるようですね。
代表の出身が農学部であるというところも影響しているような気がします。
外食グループの自社農場は私も経験がありますが、なかなか現場がキツくなりがちです。
どんな農業をしているのかとても気になりますが、あまり情報が出ていないのでヒミツも多いのかもしれませんね。
追記
と思って調べてみたら、1970年代の創業当時、イタリアンをスタートさせるにあたり
ルッコラなど日本で手に入らない食材が多かったため、自社農場は悲願の末、1990年代初頭に
イタリアの風土に近い福島県白河地方にターゲットを定めて農地取得を交渉したが失敗、2000年代初頭に現社長に引き継ぐタイミングで開設しているということでした。
ますます気になります。自由に利用可能なオリーブオイルも、こだわりがすごいですね。「サイゼリヤではオリーブの収穫期に現地を訪れ、その年の収穫状況や実の状況を現地メーカーと共に確認。」
同社HPより。
https://www.saizeriya.co.jp/corporate/effort/taste/oil.html