新型肺炎 日本国内で4人目の感染者 武漢から旅行で来日
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人類の感染症に細菌感染とウィルス感染がある。細菌は生き物で水や空気の中に生きられる。そのため、例えばぺストは一回の感染で世界で1億人の命を奪うこともあり、非常に恐ろしい。
しかし、生き物だから殺せる。抗生物質の発明によりだいぶ脅威が減っている。
一方ウィルスは生き物ではないため、空気や水で生きにくい(生きる時間が短い)から伝染力は細菌感染ほどではない。しかし、人の細胞に入り込んでくるので、殺せない(自分の細胞を殺すことになる)。そのため、免疫力を待って治るまで待つのが基本。予防接種も少量のウィルスを体内に入れることにより、免疫力を高める。
SARSも今回の新型肺炎もウィルス感染。空気で感染することはなく、話している人の唾液やくしゃみ(空気より重いが)を偶々吸い込んだ時や、その唾液やくしゃみがどこかにくっついて、手で触って更に自分の口や鼻を触った時に感染する。
そのため、怖がることはない。数千万人の都市に例え数千人の感染者がいても、偶々居合わせたり、その人のくしゃみを吸い込んだりすることは稀。マスクよりも手洗いをマメに行おうことが大事。
最後にいくつかの数字。SARS の感染者は8000人、死者800人。新型肺炎は今のところ感染者2000人、死者56人。致死率がだいぶ低い。56人中、55人は60歳以上で、中間の方は70歳。インフルと考えると少し分かりやすいかもしれない。
日本の去年の交通事故死亡人数は3215人。遠い国で例え死者数百人になるウィルスとどちらを慎重に考えるべき?公表されている患者の経過は以下のようです。
1月22日に来日(症状なし)。
1月23日から発熱。
1月24日、症状が続き、関節痛も出現したため愛知県内の医療機関を受診。レントゲン及びCTで肺炎像が認められたため入院。
1月26日、発熱はあるものの容態は安定している。
憶測も飛び交いますが、感染経路などまだ明らかでないことも多いため、続報を待ちつつ、まずは基本的な感染予防策の確認と徹底をお願いいたします。米国ではCDC(疾病対策センター)が感染者を重防護施設に収容して、ロボットを介して隔離治療を施しています。それだけ感染の危険性が高いウィルスの疑いを持っているからでしょう。厚生労働省はCDCから情報をもらって、早く体制確立をするべきでしょう。
他記事コメント再掲:
中文ですが最新の感染拡大状況は下記に更新され続けています。今回のウィルスは数の大小よりも拡散スピードの方を注視した方がいいようです。
https://3g.dxy.cn/newh5/view/pneumonia?scene=2&clicktime=1579597922&enterid=1579597922&from=timeline&isappinstalled=0