イオン岡田家の「これから」 社長交代と消えては浮かぶ「世襲」
J-CASTニュース
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目先の損得勘定や自分たちの世代だけの幸せや保身ではなく、10年後、50年後を見据えた「サステナビリティ(持続可能性)」が企業に求められる時代が来ています。
そうした長期ビジョンが求められる時に、10年後には引退しているサラリーマン社長ではなく、自分自身もしくは子供が経営を支えている(と予感される)創業家出身の若き経営者こそが、正しい事業改革やディスラプションを起こせるのではないかと思います。
ここ数年、私のそんな予感は確信に変わりつつあります。
トヨタ自動車の豊田社長然り、丸井の青井社長などが好例でしょう。イオンにも期待しています。イオンは四日市で岡田惣佐衛門創業した太物、小間物商を起源とし、7代目の岡田卓也氏(現名誉会長)がジャスコをつくったのが実質的な創業。元也氏はその長男(8代目)にあたる。
記事によれば、元也氏は「世襲のメリットはない。創業者一族による世襲は自分限りで終わらせる」と断言していたが、今回の会見では「本人(尚也氏)がどういう風に考えるかもわからないので、なんとも答えようがない」と述べたとある。
岡田家の持ち株は3%に満たない。この巨大流通グループの「世襲」など軽々に言うべきではないだろう。