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日本人は「失われた30年」の本質をわかってない

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  • 京都大学大学院 特任准教授

    全ての論点に同意するわけではないですが、このまま行くと「失われた60年」とかがリアルに見えそうな危機感はあります。

    特に下の箇所は、https://www.amazon.co.jp/dp/4065175925/ でも書いたところとほぼ同じです。大事なのは技術の優位性だけではなく、稼ぐビジネスにつなげるところも同等に重要です。特に国内のマーケットは人口減少で縮小するので外貨を稼ぐビジネス。GAFA+Mの時価総額合計(約500兆円)は既に韓国を越え、日本のGDP(約540兆円)を追い越すのはもう見えてきています。

    ---------

    デジタル革命、 IT革命といった「イノベーション」の世界の趨勢に日本企業がどんどん遅れ始めていることだ。

    この背景には、企業さえも構造改革に対して消極的であり、積極的な研究開発に打って出ることができなかったという現実がある。欧米のような「リスクマネー」の概念が決定的に不足している。リスクを取って、新しい分野の技術革新に資金を提供する企業や投資家が圧倒的に少ない。

    日本はある分野では、極めて高度な技術を持っているのだが、マーケティング力が弱く、それを市場で活かしきれない。過去、日本企業はVHSやDVD、スマホの開発といった技術革新では世界のトップを走ってきた。

    しかし、実際のビジネスとなると負けてしまう。技術で優っても、ビジネス化できなければただの下請け産業になってしまう。もっとわかりやすく言えば、日本特有の世界を作り上げて、そこから脱却できない「ガラパゴス化」という欠点に悩まされてきた。

    日本特有の技術に固執するあまり、使う側のポジションに立てないと言ってもいい。日本が製造業に固執しながら、最先端の技術開発に終始している間に、世界は「GAFA」(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)に支配されていた。あまりにも残念な結果といえる。

    この30年、日本企業はさまざまなガラパゴスを作ってきた。


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    第一生命経済研究所 首席エコノミスト

    恐らく、経済健全化よりも財政健全化を優先して、流動性の罠の状況を放置するでしょうから、失われた40年の可能性は高いでしょう。


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    A.T. Marketing Solution 代表 VISOLAB(株)CMO マーケティング、ブランディング

    株価については、荘司さんが書かれている通り、当時の株価が異常値(PER80倍)だっただけで、企業収益からすれば今が妥当な線(PER15倍)なのでしょうね。

    一方で、我々生活者にとって「失われた」と感じるのは実質賃金が全く上がっていないことでしょう。1990年を100とした場合の2016年の実質賃金は下記のようになっている。

    スウェーデン…138
    オーストラリア…132
    フランス…126
    イギリス…125
    デンマーク…123
    ドイツ…116
    アメリカ…115
    日本…90

    非正規雇用が増加して平均値を引き下げているのも要因だと思うが、企業収益は過去最高レベルでも、これでは豊かさを実感などできませんよね。


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