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コメント
注目のコメント
医師として東南アジアで支援を続ける中で気がつくのは、東南アジア諸国でもここ10-20年ほどで急速に高齢化が進み、日本に少しずつ追いつこうとしていることです。
しかし、それらの国々では、社会がまだそれに適応できておらず、少なくとも医療の世界では、病気の主体が感染症から生活習慣病へと移行する中で、そのノウハウが十分確立できていません。このため、高齢化で世界をリードする日本から学びたいという声を各地で耳にします。
医療の発展に伴い、「高齢化」の市場は、先進国のみならず、現在または近い将来の発展途上国でも急成長することが予想されます。つまり、例えば日本で成功したモデルは、東南アジア各国でも適応拡大できる可能性があり、その市場は予想を上回る規模になるかもしれません。
これは介護に限らず、医療、医療機器、生活用品など幅広く言えることでしょう。日本で質の良い高齢化対策を進め、それをアジアのフィールドで拡大していくという動きは、今のところ互いの国にとってwin-winの関係となる可能性が高いのではないかと思います。
最後に、記事で触れられている「認知症」については、ニューズピックスのオリジナル記事で最近取り上げさせていただきましたので、ご覧になっていない方はこちらも併せてご参照ください。
https://newspicks.com/news/4539937/これはQuartz特集の一部抜粋ですが、これまでの特集の中でもベスト3に入る反響で、米国における関心の高さに驚きました。高齢化で世界最先端を行っている日本がもっと模範となる事例を作り世界に示せると良いなと思いました。
全特集はこちら。
The birth of geriatric cool
https://qz.com/guide/geriatric-cool/制度背景や規模感、介護労働者など、日本とはまた異なるアメリカの高齢者介護の様子が垣間見えますね。
介護家族視点の情報記事でありながら、ケアの質に関するところで意外だったのが
〉「オンラインチェックリスト」を利用するのもいいだろう。さらに経営陣の目標について質問することを、マルルーニーは勧める。「入居者とりわけ声を失った人のエンパワーメントに力を入れているか」
ということが家族が施設を選ぶ際のチェック項目、質問項目として挙げられていること。
日本の一般の方々、入居者のエンパワーメントに力を入れている施設かどうか?ということ自体やその実際の意味がわかるでしょうか。よくわからない方が大半かもしれません。
つまり、アメリカでは介護家族側における、介護の質に対するリテラシーが日本よりも高いのかもしれません。もしくは介護の質というよりも、人がより良く人に接して自立や意欲、生きる希望を促進するという考え方が多少は一般的ということかもしれません。
介護家族側が求める、親の介護における質について学びを深めることも大事と思います。介護を受ける本人もかもしれません。「受援力」という言葉があるそうで、今後はこうした力も大切になってきます。
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