貿易収支、2年連続の赤字 自動車部品など対中輸出が大幅減
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ヘッドラインは2019年の結果になってますが、市場関係者的には12月の鉱工業生産を占う上で注目される単月の輸出動向のほうが重要です。
これによれば、12月輸出金額の季節調整値は前月比+0.5%とプラスになりました。
輸入も原油高などにより同+0.6%となったため、貿易赤字は拡大してますが、より重要な輸出数量でみると、前月から結構な増加となってます。
アジア向け輸出数量の反転が昨秋以降明確となっており、情報関連財の在庫調整の終了要因が大きいと思いますが、日本の景気循環的には少し前向きな結果だったといえるでしょう。輸出と輸入を比較して輸出が多ければ黒字、輸入が多ければ赤字って言ってるだけで、輸出、輸入どちらでも儲かる企業があるんだから この数字だけみて赤字だなんだということに全く意味がない。
むしろ国内の消費が旺盛な時ほど需要を賄うために輸入が増えて貿易赤字になる。日本の家電メーカーにスマホを作る技術力がなくて、スマホ市場から取り残されたのがここ10年くらいGDPが落ち込んでる一つの大きな要因だと思うな。
国内スマホ持ってる人近くにいないし、インド人の知り合いは日本メーカーのスマホは品質が悪いからhuawei買うって言ってたし。