東芝子会社の架空取引、別の上場2社も関与
日本経済新聞
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「循環取引」があったとみられるとのこと。今回は上場会社だが、企業規模を問わず、粉飾決算の古典的な手法である、この循環取引に手を染める企業は後を絶たない。
昨年夏頃にはカラーコンタクトレンズ関連の複数の会社で循環取引疑惑が浮上し、関与が取り沙汰された企業が次々と倒産に追い込まれた。年末から年明けにかけても、産業用家電機器を使った別の循環取引事件が発覚、今まさに取材を進めている最中。東芝子会社の売上高は、昨年度決算で約440億円です。発覚した循環取引は累計で200億円と報道されてますので、売上規模から比較して決して小さくない規模です。
ITサービスでは、ソフトウェアのような無形資産の場合、紙一枚の納品書で確認を行うことがありますので、確かに担当者レベルでは気付きにくいものがあります。
循環と言うように、A社→B社→C社と転売されたものは、最終的にA社が買い戻さないと成立しないため、一度加担すると抜けられないスキームです。不正会計が伴うため、かなりヤバめの事件です。昔、ニイウスというIT会社がそれで潰れました。