EVはもうからない 追いつめられたVW
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車載ソフトウェアも電池セル(の研究開発拠点)も内製にシフトすることで、EVを儲かる事業に転換しようとするVWの取り組み。それでコストが下がるのか? 少なくとも電池セルは下がりません。
ザルツギッターのCoEでセル製造プロセスを見直したり、セルファウンドリーのNorthVoltへ委託したりしても、現行LiBの正極材にコバルトやニッケルといった高価な金属を使っている以上、限界が有ります。
つまり現行LiBのまま「製法」にメスを入れてもダメ。現在のLiBの「材料」や「構造」を変えない限り、電池セルのコストは下がらないでしょう。特に正極材。
尚、「製法」を簡素化した24Mは、活物質を粘土状の厚膜にしており「構造」も変えてます。正極の「材料」は粘土状にしてますがLFPで、従来のままです。VWやEV、ハイブリッドなどについて、冷静な記事。
自分はEVは成長するとは思っているが、一部が想定しているほど一気呵成に成長するわけではないと思う。VWがディーゼルゲートがあってEVシフトの方針を出して数年たつが、現実論としての課題も顕在化するタイミング。
スマホなど電子機器は数年でイノベーションが一気に進むことがある。でもこれは自動車と比較して台数10倍、単価1/10、更新サイクル数分の1の世界。過去のシェア動向とかも「ジワジワ」動いてきたのはそういう背景。
ジワジワ変わる=体力があって地道に積み重ねられる企業が強くて、トヨタはその王道戦略をいっている。MEBで固定費は圧縮したけど、電池だけは厳しいでしょうね。
ID.3はリアブレーキがドラムの様な写真が出てる。回生ブレーキ使うとは言え、コストダウンを相当してます。
それにしても、その対抗がソフトウェアって、ちょっと理解できないんですけどね。