緩和方向意識した政策当分続く、海外リスクへの警戒緩めず=黒田日銀総裁
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低金利長期化の効果はわかりにくいですが、円高抑制という意味では確実に出ているでしょう。
というのも、2000年代後半以降の日米金利差とドル円レートの平均的関係からすれば、本来足元の金利差ではドル円レートが100円/ドルを割る円高になっていてもおかしくありませんから。
こうした円高抑制効果は、拙速な出口に向かってはじめて確認されると思いますが、それが確認された時点で日本経済はまた元の木阿弥と化すでしょう。金融政策は本来、需要不足と需要超過を安定して均すもの。需要超過で景気は回復過程と言いながら緩和方向というのはいかがなものか… 山高ければ谷深し、却って景気の波を大きくする結果にならないか… (・・;