スマホ禁止一転、授業で活用 県立高全校に環境整備
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「97%超の生徒が保有している実態を踏まえ」最先端のデバイスを持っているのだから、それを活用しない手はない。持ってない生徒には、何らかの支援がなされるのでしょう。
「スマホを利用」と書いてあるとスマホだけと思うかもしれないが、BYODの本当の意味は、普段使い慣れたデバイスを利活用することであり、決してスマホ限定というわけではない。
実際にBYODを実施している学校では、スマホではなく、MacBookの利用率が一番高いというところもある。
おそらくそのような学校の生徒たちは、授業で用いる最適なデバイスはMacBook と理解できているのであろう。
勤務校では、教員全員にiPadが貸与されているが、僕は普段の授業においては、自分のiPad Proを使っている。
Apple Pencil とkeyboard が使えるのがとても大きいし、画面が大きい方が黒板に字を書くのと同じイメージで字を書き、電子黒板やプロジェクターに投影できるのが一番のメリットと感じているからである。
自分の感覚と一番マッチしたデバイスが、最も高いパフォーマンスを発揮してくれることが最も重要である。
だから、それが紙と鉛筆の人ならば、紙と鉛筆でいいと思うし、そこを逆にダメと言う必要はない。
ただ、環境によって最大限のパフォーマンスが制限されること程不幸なことはないと思うので、ICTが利活用できる環境を整えることも重要である。
最後に、実際に授業でICTを利活用するようになるとわかる。
スマホを含めたICTを利活用できた方が思考力も高まるし、それぞれの生徒たちに様々な能力があることに気づき、生徒の個性によりフォーカスできるようになる。香川県県議会が子供のネット・ゲーム利用を規制する条例を審議しているのと対称的に、神奈川県は高校にBYOD環境を整備。自分のスマホで勉強しよう。小中学校1人1台が経済対策に前進しますが、早晩BYODの方向に進むでしょう。クラウドの整備や教材の標準化など課題をクリアしつつ、BYODを教育情報化の新テーマに据えたい。