ディストピアのデザイン 「褒められる行動」から逸脱せよ
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注目のコメント
「人々のつぶやきを機械学習すべきではない。人類は、弱者や少数派を差別・無視し、権力や多数派の価値観におもねって好「成績」を残したいだけの差別的同調主義者だからだ。人類を真似れば差別的同調主義者になるしかない。」というのは残念ながら真実だ。
「プラットフォーマーの社会的「成績」基準をハック(逆工学)し、「成績」基準から逸脱するような言動や行動を機械生成する仮想主体は作れないだろうか? 人々がおもねる価値に直交する“反”機械学習が求められている。」という成田さんの意見は建設的だと思う。未だに「逃走しろ!」という浅田彰の段階からこの手のメッセージは変わらないようで、それ以前の闘争していた頃と同様、逃走・闘争する対象をディストピアと称して、自分ではない「何か」があると考えることに問題が有るのではないか。
分散(自動)処理しようが、まやかしの自律的気分を味わったところで、感じてしまっている違和感を無いことにすることは出来ない。
コロナで巣籠もりしながら問うべきは、個々人のユートピアであり、可能世界を多様にすることで、外の世界に「何か」を期待して待ち続けることでは無いはず。深い内観が先ずは求められる。