[香港 17日 ロイター] - 中国の劉鶴副首相は、米中が貿易交渉を巡る「第1段階」の合意に署名したことで、将来的な二国間関係に向け良好な状況が作り出されたとの認識を示した。中国国営新華社が劉副首相の15日の発言として報じた。

劉氏は、米中の二国間関係にとり経済・通商関係は常に安定、推進要因になってきたとの認識を示した。

この他、新華社は、中国人民銀行(中央銀行)が米中の第1段階の合意は主要国間の為替政策をめぐる将来的な交渉の参照モデルになるとの考えを示したとも報道。人民銀は、合意書の外国為替に関する部分の文言は公平で相互的で、双方が尊重していく相互的な責務が示されているとの認識を示した。

米中は15日、貿易交渉を巡る第1段階の合意に署名した。

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