【解説】 なぜ映像の全盛期に、音声がこんなにバズるのか
アメリカで、ミレニアルズを中心に51%が聞くほどの急成長を見せ、日本でもようやく流行の兆しが見え始めたポッドキャストについて、大ヒットを連発する最重要人物、Gimletのアレックス・ブランバーグ氏へのインタビューをお届けするこの連載(前回はこちら)。
後編では、Netflixなど映像メディアの全盛期に、なぜ音声のポッドキャストがここまで伸びているのか、またなぜその領域にSpotifyが入れ込んでいるのか。その核心を語ってもらった。
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後編も面白いですね。
Netflixがデータを元に番組を創っていまの地位を構築したように、Spotifyの傘下でどうデータというアセットを活用していくのか楽しみです。
そして進化と、そのスピード、音声の可能性に注目するところはまだまだ増えそうです。これから進出するところも増えてくると思います。そうなると大事になってくるのが差別化と強固なブランド構築です。
記事にもビデオや映画を見るか、と尋ねるのではなく"どの"作品を見るかと聞くのに対して、まだ「Podcastを聞くか」と言われるところが出てきますが、業界としても作品としてももう一段階上の取り組みが必要になってきそうです。
Spotifyが「Audio First(音声第一)」で行くといったのが、去年の今ごろ。彼らは今、各国のポッドキャストで、アップルのシェアを抜きまくっていますが、なぜそこまで音声に入れ込むのか。
アレックスのインタビューを聞けば、映像や文字とは全く異なる特性をもっているスイートスポットであることが明らかになります。
音声は「・・・ながら」で聞ける良さがあります。米国では運転中に聞くというケースが多いでしょうが、日本では通勤途上、電車内で聞く人が多い。そのシチュエーションでのコンテンツはどんなものがいいのでしょうか。
「線形のメディア(Linear Media)にオンデマンドという機能が加わるだけで、爆発していく」というコメントは実感として伝わってきます。はやくスタートしたところが、より多くのコンテンツをデジタルアーカイブに蓄積できる。
誰がいつどのコンテンツを聴いているか、データを分析しながら内容を洗練することが、勝負の分かれ目になるでしょうね。
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