[ベンガルール 17日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>は17日、2025年までにインドで100万人の雇用を創出する方針を明らかにした。

インドではアマゾンや米ウォルマート<WMT.N>傘下のフリップカートが、損失覚悟の大幅な値引きや反競争的手法を取っているとして中小小売業者らから批判されている。

アマゾンは、インフラやテクノロジー、物流への投資を通じてインドで雇用を創出すると表明。同国を訪問中のジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は「ここインドで今後5年間に新たに100万人の雇用を創出するため投資する」と述べた。

ベゾス氏は15日、中小業者のネット通販サイト参加に向けた10億ドルの投資を表明したが、インドのゴヤル商工相はこれについて、なんらの大きな恩恵も受けないと批評した。