地球史に「チバニアン」 千葉の地層から命名、日本で初
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「地質年代」のうち、まだ名前が決まっていなかった約77万~約12万年前を「チバニアン(千葉時代)」とすることを、国際地質科学連合(IUGS)が正式決定したっぽいです
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色々ゴタゴタがありましたが、無事に決まりよかったですね。
因みに今回命名された地質学上のチバニアンという時代は、最後に地磁気が逆転した時期なのだそうです。
地磁気の逆転、いわゆるポールシフトは過去11回起こったことが確認されていますが、このチバニアンに起こった地磁気の逆転現象は、この現象を発見した松山基範京都帝国大学教授の名にちなんで、松山逆磁極期というそうです。
両方とも日本に由来のある名前とは、ちょっと誇らしいですね。ハラハラ、ドキドキの連続でしたが、本決まりになってホッとしました。毎日新聞の記事から引用します。
「審査中、研究不正を訴えて命名に反対する国内の研究者が、国際地質科学連合の委員に異議を申し立てるメールを送ったり、地層沿いの土地の賃借権を取得したりする動きもあった。市原市はこれに対して、研究者が自由に立ち入れる条例を19年9月に制定するなど、研究チームを支援していた」
難産の子はよく育つとか。様々な分野で刺激になることを期待します。