米各地で実施。「公共交通の無料化」はトレンドになるか?
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2年と長期ではなく、短期的にバスを無料にしてる街はありますね。目的は、貧困対策ではなく飲酒運転を未然に防ぐためなど。例えば、オレゴン州ポートランド。年末は飲酒運転を避けるため一時的にバスが無料になります。
瑣末なことですが、記事で疑問に思ったこと。
毎日バスを使うのであれば、定期券としても利用可能な電子カードを持っているはず。米国では都市ごとに公共交通で使えるPASMOのような電子カードを発行してるところが多いです。サンフランシスコならClipper、シカゴならVentra、シアトルならORCAなど。交通の利便性は、都市の競争力に直結する。だから、都市としては無料化して一種の投資と捉えることで、非交通市場で雇用・税収・消費・投資を増やすことなどプラス効果につなげるという考え方。交通はこういう特性を持つので、国に関係なく地方自治体が運営していることも少なくないし、MaaS文脈でも論点としてどんどん出てくると思う。
Wider Economic Impactsと呼ばれ、興味がある方は下記の国交省資料も併せて。
https://www.mlit.go.jp/pri/kouenkai/syousai/pdf/research_p180530/03.pdfこの記事を読んで、今住んでいる京都市はどうか調べてみました。70歳以上になると無料で京都市バスと地下鉄を利用できます。70歳以上の人たちには、敬老乗車証が交付されます。ただし、年収による負担金が0円から15,000円かかりますが。
それと身体障害のある方には福祉乗車証が発行されます。これは障害の度合いによって料金が決められていますが、無料の人もいます。
京都市ではこれらを福祉乗車証交付事業と呼んでいます。日本各地にこのような制度があるでしょうね。