ややシニカルな見方に立てば、今年の後半には、Brexitが円滑に行かないリスクが徐々に明確になる結果、ポンドが再び軟化することで物価を押し上げる可能性も残っているように見えます。 加えて、政策金利の引き下げ余地が少なく、しかも米国と同じくマイナス金利に強いアレルギーがあることを踏まえると、もう少し様子を見るというのも一つの選択肢です ただし、BOEにとっては、Brexitが上手く行かないことを前提とする政策判断を下すことには、政治的なハードルもあるはずなので、悩ましいところだと思います。
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