鎌倉 観光客による交通渋滞緩和へ 通行料金徴収で国に要望書
コメント
選択しているユーザー
良いことですー。もはやETCついてないと混んでる場所は入れないようにして、ダイナミックプライシングにすると良い。年末年始の帰省ラッシュなどは、ダイナミックプライシングで大いに緩和されるだろう。
注目のコメント
ロードプライシング!
良いですね。やるべきだと思います。オーバーツーリズムの是正という意味でも、観光客にも住民にも優しい街づくりのためにも、です。
シンガポールなどでも導入していますし、ヨーロッパの国々の中心市街は、既に「自動車のための街」から「歩行者のための街」に変化していっています。
鎌倉は、風致地区などの条例で景観を守っているかわりに、大規模開発とかは当然されません。
道路の二車線化とか幅の拡張なども難しいです。
鎌倉時代からの7本の切り通しが、今も旧鎌倉地域に入る主要道路になっています。
鎌倉時代とは明らかに人口も交通量も違いますから、そもそも当時は馬だったけど今は自動車だし、そもそもで構造的に破綻しています。
鎌倉の人口は17万人ですが、多くは大船など規制が厳しくない新エリアに住んでますので、いわゆる鎌倉時代の、鎌倉、旧鎌倉と言われるエリアには、5万人のみ住んでいます。
そこに年間2000万人の観光客なので土台、構造的に難しく、地域住民はゴールデンウィークや夏休みには、「深夜・早朝しか車は動かせない」「日中の移動は、徒歩・自転車のみ」「江ノ電は2時間待ち」という状態です。これはやはり改善していかなくてはならない。
観光客も、鎌倉時代からの細い道(歩道もない)を、観光しながら歩くので、車との接触事故など危ないです。
今までにパーク&ライド(途中まで車で、駐車場に停車し、江ノ電に乗り換えてもらうなど)も施策としてやっていましたが、そこまでの成果はあがりませんでした。
ぜひ全国の先進事例として導入してもらいたいなと思います。要望書の特筆すべきところは、ロードプライシングを導入するかどうかという論点自体よりも、ロードプライシングやその他のシステムによる介入の有効性を評価し、エビデンスに基づく政策決定をしていきたいとする要望にこそあり、その姿勢に高い価値があると感じます。
それぞれの地域でも特性があり、ロードプライシングが吉と出るか凶と出るかは、極論としてはやってみなければわからないところがあると思います。
それを適切に評価し、凶と出たらまたやり方を少しずつ調整するといった姿勢は、長期的な視野に立った持続可能性の高い政策につながるのではないでしょうか。いわゆるEvidence-based policy makingを地域単位で実現しようとする、時代を反映した良い試みと思います。生まれ育った鎌倉の地を離れて随分長くなりますが、たしか昔は海沿いの134号線は一部有料道路だったはずです(小坪〜極楽寺間くらいだったような)
また西鎌倉から目白山をとおって江ノ島に向かう道路も小田急の私道でこれも有料道路でした。
それでも今より渋滞は酷かった覚えがありますので(夏にはバスが1時間単位で遅れた)解消策になるかどうかはちょっと疑問ですね。
鎌倉は観光道路と生活道路が一体で、前が海、後ろが山という地形的な特性から東西に抜ける道が134号線と北の1号線しかなく、どこにいくにも大体この2本を通らなければいけないので、なかなか渋滞解消が難しいと言う事情があります。
パークアンドライドも失敗だったし、一層のこと若宮大路周辺は全部通行止めにして、朝比奈と稲村ヶ崎あたりに大規模な駐車場を整備して鎌倉を南北に貫くLRTでも整備しないとダメなんじゃないかと思います。
もう50年越しの課題なので特効薬はないのでしょうが、ともあれやれることは全部やるしかないですね。