[ブラジリア 14日 ロイター] - 複数の関係筋によると、米国は、ブラジルがアルゼンチンよりも先に経済協力開発機構(OECD)に加盟する動きを支持する計画だ。

従来は次の加盟国としてアルゼンチンを支持する意向を示していた米政府の方針転換は、極右のボルソナロ・ブラジル大統領にとって追い風となる。

この計画は最初に同国のフォリャ・ジ・サンパウロ紙が報じた。在ブラジル米国大使館からのコメントは得られていない。

OECDへの加盟は、政権や経済への投資家の信頼感を高める上で重要となる。

アルゼンチンの大統領選で左派のフェルナンデス元首相が勝利したことが、ブラジルの加盟を優先的に支持する方針につながったとみられる。