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Facebook(フェイスブック、FB)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州メンローパークに本社を置くFacebook, Inc.が運営する世界最大のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)である。Facebookという名前は、アメリカ合衆国の一部の大学が学生間の交流を促すために入学した年に提供している本の通称である「Face book」に由来している。 ウィキペディア
時価総額
130 兆円
業績



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人間とは首尾一貫したアイデンティティを持つものではなく、相手との関係性によって異なる振る舞いをするものです。相手と共有する文脈によって、異なるペルソナを使い分ける方が、むしろ自然な姿でしょう。
単一化したアイデンティティを前提にしたSNSを提供すると、利用が続くにつれて、親密さの濃い現時点における友人の中に親密度合いの薄い「友人」や、異なる文脈上の「友人」が混在し、ソーシャルグラフが飽和します。
仕事の相手や、親族、もはや顔を合わせることもないかつての友人を相手に、直近の友人との羽目を外した姿を共有したい人なんていないでしょう。
この点、Facebookは親密性の低い「友人」のポストが目に触れる機会を減らすことで、巧みにこうした課題をかわし続けてきましたが、昨年のプライベートに関する宣言は、いい加減、限界が来たということの表明だったのだと受け止めています。
SNS運営者であれば、こうした構造自体は誰もが理解していること。今は亡きGoogle+や、共有相手を50人までに限定したPathが解こうとしてきた課題であり、特に目新しさのない手垢のついたアイデアです。
10年前、私のかつての零細スタートアップでも、この手の課題にアプローチするようなサービスを作ろうとしていました。
現状を鑑みるに、ほとんどのケースでこうした課題はメッセンジャーアプリや、カテゴリー特化型のコミュニティサービスで既に解消されているのではないかと感じます。
もっとも、事業というのは、アイデアそのものの秀逸さよりも、世に問うタイミング感の方が、より大きく結果を左右するもの。時代が追い風になるかどうか次第なんでしょうね。
次のSNSという観点では、mixi創業者の笠原会長のインタビューもぜひ。https://newspicks.com/news/4490395
制限をすり抜けた、変なサイトの広告が出てきたら、たまりません。
facebookのような、世界をつなぐ巨大なソーシャルメディアは、アメリカのハーバード大学から出発することに意味がありました。
家族をつなぐサービスでは、現地開発のサービスが逆に強いような気がしますが、さてどうか。
思うにクローズドな「場」をつくって交流するというのは、例えば子供の写真を親と共有したいなど、顕在化した目的ニーズがないと成立しづらいのではないかと思います。多くの人は身近な知人の「どうでもいいこと」に対するパッシブな関心はあるものの、自ら取りに行くほどの興味はない。自分の日常の「面白いこと」は発信したいけど、それ以外を発信したいという人は稀でしょう。したがって発信側と受信側のニーズがマッチしない。
Twitter のようにパブリックな場に対して「どうでもいいこと」をつぶやき、それを少しだけ覗き見出来るような設計の方が、ユーザーの潜在的なニーズに合致したプロダクトになるのではないかと思うのですが、果たしてコクーンが成功するのかは興味深く見守りたいところです。
KPIがリテンション率というのは、そのなかで世の中の変化を表していると思う。プッシュや無限スクロールは中毒的。でも中毒性ではなく、持続的に習慣化して、日々ちょっと使う、そんなサービスの方が良いと、色々な弊害も見てきたFacebookの中の方は感じているように思う。
一方で、中毒性はグロースの根源でもあるし、BtoCのアプリ市場は、競合に模倣されること含めて、いかに早くマーケットを取るかが勝敗を分けるのも実際。その時には、インフラも広告も資金が必要で、資金は成長しているところにつきやすい。
プロダクト的にはとても共感するのだが、ビジネスネイチャーとしてこういう「漢方」的なプロダクトがどれだけ上手くいくか。
みてね」がそれを実現してるし。その体験をどう作り上げるかですね。
日本でめちゃ流行っているmixiの家族内写真共有アプリのみてねなども、特に「深い繋がり」を築こうとしている訳では無い気がします。
また、みてねも広告なしでサブスクモデルですが、やはり課金のハードルは高いですし、グループをクローズドにすることにより、通常のSNSの様なネットワーク効果が働きにくいという課題があるかと思います。