【解説】朝食に冷凍食品。「外食企業」のビジネスが広がり始めた

2020/1/16
チェーン店から個人経営の店など、多くの店舗がひしめく外食産業。
日本フードサービス協会によると、2018年の外食産業の市場規模(学校給食や病院食を除く)は約22兆3989億円。2008年は約21兆1511億円と、10年間でほぼ横ばいとなっている。
一方で、飲食店経営社数は右肩上がりを続けている。2019年は22708社。
対して2009年は16486社と、約10年間で約4割増。市場が頭打ち気味の中、飲食店事業に参入する企業は増え続け、限られたパイを取り合っているのだ。
厳しい競争は、淘汰を生む。2019年の倒産数は過去最多の732件となるなど、市場から撤退を余儀なくされる企業も増え始めている。
現在の外食産業のトレンドを、現状から分析する。

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