日本の上司には、もはや若手の育成を期待しないほうがいい理由 - 組織の病気~成長を止める真犯人~ 秋山進
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注目のコメント
個人的に、組織で働く一人一人に必要と思っていることは下記の通り。
①連携する②コミュニケーション
③見える化④先手を打つ
⑤改善提案⑥冷静
⑦垣根越え⑧ツール
⑨自己分析⑩職責全う
特に、パワハラ上司のような方の直属だと、不満・批判だけを口にしてしまいがち。それはお互いにとって不幸です。
だからこそ、①③⑤⑥が部下には大切な視点だとよくお話しています。
それでも変わらなければ、もう上司が悪い。無理しないでそこを去るか、早いとこ専門機関や人事に投げた方がいいかと。「経営はアートになりつつある」オリックスの実質的な創業者である宮内義彦氏が語っていた。ステークホルダーが増え、あらゆる変化が一気に押し寄せてくる中で舵を切らないとすぐに波に乗り込まれてしまう今の時代の難しさを表現している。まして中間管理職は、特に大企業において位置付けが難しくなっている。若手の育成どころか、自分のキャリアや家族を守るのに精一杯という人も多いだろう。
一方、若手のビジネスパーソンに申し上げたいのは、そもそも「上司は使うもの」だということ。その場に応じた使える上司を探し、使い所のコツを見極め、試行錯誤しながら自分も学んでいけば良い。ポケモンだと考えれば良い。私は上司を使うことは下手だった。むしろ、ずっと使われる上司になろうとしてきた。部下に使われることで自分の成長も促せる。そうポケモン上司論。理想の上司は、昔から後藤隊長なんだけど。普段は昼行灯を装いつつ、あらゆる手を使って部下と自分の率いる組織のために環境を作り込み、いざ、行動という段階になった時には、部下に示される選択肢は一つだけ、になってる。何故なら、既に道は上司が作ってしまってあるから。
育成は期待しない、というより、もう、周りに配慮する余裕がある上司が壊滅したのではないかと個人的には思ってる。