イラク駐留米軍、攻撃を事前に察知 ミサイル着弾の2時間半前に退避
CNN.co.jp
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注目のコメント
すでに別の記事のコメントにも書きましたが、イランはイラク軍に事前にミサイルを撃つことを通告し、その情報が米軍にも知らされていたのですから、「事前に察知」と言っても、米軍は事前に分かっていて警戒監視を強めていたのでより正確に分かったという意味だと思います。
イランは米軍側に被害を出さないように最大限配慮した形での攻撃だったと言えるでしょう。ただそれでも被害が全くでないという保証はないし、トランプ大統領が報復攻撃を仕掛けてくる可能性もあったため、イランにとって大きな賭けであったことは間違いありません。
今回はこれで済みましたが、まだ危機は去っていませんから、また同じように緊張が高まる可能性は十分にあります。そして今度はお互いに、「相手は戦争を回避するつもりだろう」と読み間違えて一歩踏み込み過ぎてしまう可能性もあるのではないか、つまり今回の経験から相手の意図を読み間違えるリスクが高まるのではないか、と懸念しています。
引き続き、注意が必要です。10月に行われたイスラム国カリフのアブー・バクル・アル=バグダーディーの暗殺、また今回のイラン革命防衛隊コッズ部隊のソレイマニ司令官の暗殺を見ても、大規模戦争ではなく、ピンポイントでキーマンの殺害に成功しています。
もちろん人を殺すことは決して褒められたことではありませんが、対象になりかねない人にとっては青色吐息の気分になるでしょう。はい、北朝鮮の金正恩の心境ですが。効果を上げるには奇襲が一番です。今回はいろいろな配慮があったのでしょう。
いろいろな意見の違いがあっても、戦争にならないようにしてほしいです。
一連の流れを見ているとアメリカよりイランの方が大人の対応をしていると思います。