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2018年の統一地方選敗退の頃には支持率が3割を切り、党首辞任にまで追い込まれた蔡英文氏の見事な復活劇といえます。香港情勢が後押ししたとの見方もありますが、支持率の推移を見ると、18年末ごろに底を打って以来、香港の混乱が本格化する昨年6月迄の間にも、かなりの復調を遂げていたことがうかがえます。
他でもコメントしましたが、総統選は事前の世論調査通り蔡英文総統の圧勝となりました。
一方、立法委員選挙は、国民党、民進党の二大政党が過半数割れするとの見方も出ていましたが、こちらも民進党が過半数を確保し、安定政権を維持する結果となりました。

元々は内政問題で韓国瑜高雄市長にリードを許していたところを、香港の反送中デモと米中貿易戦争によって争点をずらすことに成功したと言えます。
対中国問題ばかりが注目されていますが、これからの4年で内政で如何に実績を積むかが2024年以降の鍵を握ると思います。

中国は引き続き揺さぶりをかけてくるでしょうが、こうして選挙を通じて民主政治が更に深化してくことが唯一の防波堤となるはずです。
こちらのNHKの記事に、台湾のテレビ局TVBSが実施してきた総統選のトレンド調査の推移があります。昨年7月に韓氏48%、蔡氏44%だったのが、8月中旬に逆転。差を広げ、着実に支持を固めてきた様子がうかがえます。一時は窮地に立ったかにみえた蔡氏ですが、香港デモをめぐる情勢の変化を受けて自由と民主主義を守るという重い使命と期待を一身に背負うことになりました。

https://www.nhk.or.jp/kokusaihoudou/archive/2019/12/1210.html
ひとまず、自由主義にとっても日本にとってもプラスの結果になったと思います。
私は現地の経営者層と話をする機会が多く市井の方の声はわかりません。私がお会いした経営者層は、逆の結果を望んでいました。今後の台湾の経済がどうなるのか興味深いです。
香港の状況が蔡英文の勝利に大きく影響したことは間違いないです。逆にいうと、香港には中国共産党にれっきとした態度をとれるリーダーがいないことが悲しいですが。
まずは民主主義の勝利に安堵です
蔡英文が総統選史上最多の得票数817万231票を獲得し圧勝。投票率は過去二回の総統選挙を上回る74.90%。民進党が定数113のうち61議席を獲得し、単独過半数を維持。完全に民意を得た。
選挙には勝ったが、経済をどう立て直すか、方法も手腕も分からない。
そもそも台湾での選挙は経済自体もほとんど争点にならず、ただ政治的に大陸への敵愾心を争っただけ。
考えられるのは今後、台湾経済の惨憺たる状況、民進党が経済での無策によって民心が離れていくこと。
一国二制度の終焉という人もいるだろうが、
一国になることも視野に入れているのだろうか。独立を宣言したら間違いなく戦争を意味する。
一国二制度を放棄するといったら、大陸にとっても別に構わない。一国で統一していく。
大方の予想通りの結果になりましたね。

一日本人という立場から見ても、台湾が中国の一部になるというのは考えられません。

おそらく台湾市民も「一国二制度」なんてとんでもない。
「二国二制度」のままがあるべき姿だ、と考えたのでしょう。
大方の予想通りですね。
今後、蔡氏の唱える民主主義と主権を守っていけるか、様々な情勢の中でのバランスをどうとっていくのか、見ていきたいです。