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あまりにも細部が杜撰ではないかと。

「2020年1月時点で、1シンガポールドル(Sドル)は約80円<中略>2015年2月には逆に円安となり、1Sドル=92円を付けた。為替レートだけを見ていると、2007年から13年たっても、ほぼ同水準にある」

シンガポールは管理変動相場制で中銀に相当するシンガポール通貨管理庁はSドルの方向感をファンダメンタルズに応じて操作します。為替変動を議論しても埒があきません。MASの政策運営自体、私は分かりやすくて良いともいますが、それを対日比較で「貧困」の結論を引っ張りたいなら不適切でしょう。

次に

日本はこの間、デフレに見舞われてほとんど成長せず、名目GDPは531兆円から、557兆円に4.9%増えただけだ。にもかかわらず為替レートが変わっていないのだから、日本人にはシンガポールの物価が実態以上に高く見える。アベノミクスが始まって以降の“円安政策”によって・・

「為替レートが変わっていない」の直後に「アベノミクスの円安政策で」とあるのはどう理解すれば良いのか。また日本は人口が減っているので名目GDPが伸びないのは当然で比較したいなら1人当たりGDPでの比較が妥当。その場合、07年と19年比較でシンガポールは1.6倍、日本は1.3倍です(PPPベース)。負けていますが、記事程ボロ負けでもないのでは?

さらに・・・

「5年たっても1000円の価値が変わらない、成長もインフレもない日本で育った若者たちは、知らず知らずのうちに、世界の中でも「貧乏人」になっていく」

5年経っても1000円の価値が変わらないのではなくて、5年経ったら同じ1000円札で買える財やサービスが増えることをデフレと呼ぶのです(モノに対する通貨価値の上昇がデフレ)。逆にインフレになったら1000円の価値が下がるわけです。直前の文章で「5年前と同じ為替レートで受け取った1ドルは~インフレによって、当然、減価しているのだ」とありますから、この辺のメカニズムが分かっていないわけではなさそうですが、そうであればこそ「円の価値が変わらない」の記述が謎過ぎます。

パスポート取得率も果たして現状がそこまで低いのか判断しかねました。20代になる前に10年パスポートを発行したら新規発行しないわけで。題名をこれだけ派手に打つならもっと真摯に数字と向き合うべきかと思います。
先日銀座のカフェでアフタヌーンティーが2人で税抜き9500円で「高ーい」って思ったのですが、ロンドンのハロッズでアフタヌーンティーが1人60ポンドだったんでロンドンの半額なんですよね…
だからこそ我が青山学院大学地球社会共生学部は全員留学に拘るのです。