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根性というものが、ただ古いものとして敬遠されてしまうのは、
一つの可能性を奪うことでもあります。
重要なことは「見えていること」を付け加え、アップデートしていくこと。決して「時代」が変わったから変えるのではなく、「より見えている」から変えるのです。
ビジネスとアスリートって通じるものが多くて、限界までやった人にしか見えない景色は確実にある。
ただ、そこに自己実現ややりがいがないと一挙にブラックに。笑
指導者≒マネジメントのレベルアップが重要。
ビジネスシーンでも、スポーツから応用できることは多くて面白い。
本来根性論とは、「理不尽という前提」を肯定し確立された論であるべきだと思います。
現代はその事を可視化しなければならない時代でもあります。可視化する事はより多くの「多角的理解」が得られるとも思いますが、本来日本人は論理が無くとも備わっていた感覚です。
視えないと解らない事は多々あります。ただそれは日本人に視えず感じる事が出来なくなってしまっただけとも取れて、何だか日本人としては少し寂しい気持ちにもなります。
更にテクノロジーが人の精神に影響を出す現代に、最もセンシティブな根性という世界をもテクノロジーはどのようなを影響を出すのでしょうか?
人という生き物として試されているような気がします。
前後半30分ずつ(高校生の場合)または40分ずつという本番のゲームをまったく想定しないダラダラ続ける練習をして本当にいったい何の意味があるのか???とずっと思っていました。
いま、単なる趣味でしかありませんがトライアスロンを嗜んでいる関係で元ヨーロッパチャンピオンでオリンピアンのコーチ率いる南仏のチームに指導してもらっているんですね。
でも、エリート選手を含めて根性練の要素なんて何ひとつ出てきません。
もちろん、科学的なトレーニングで万全の準備をしたとしても本番で1秒を争う極限状態の場面になったときに最後の最後は、根性的な要素が効いてくるとは思います。
ただ、それも指導者に無理矢理植え付けられるような類のものではなく、自立した個人が自律的に身につけていくものだと思います。
昨秋のラグビーW杯の日本対スコットランド戦。ラスト25分を無失点で逃げ切ったのは根性的な要素を多分に効いていたように見えるし、おもしろいところでもあります。
最後まで持つように体力を温存しながら練習してしまいます。
短時間で終わりがいつまでとわかっていたり
このようにコンディションが可視化されていれば
選手は安心して全力を出し切った練習ができると思います!
このような環境下でプレーしたかった!
心身ともにコンディション管理されて、パフォーマンスが可視化されている中、きつい練習メニュー課されるから。たぶん、迫真の、やってます風な演技が求められた根性練のほうが楽だと思う。
ただ、根性練による生存バイアスというのは指導者には根強くて、悪しき風習だと思う。