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どこが最初に日本語で報じるかと思ったらなんとニコニコニュースが最初っぽい。

ダークエネルギーは観測された宇宙の加速膨張を説明するための仮想的な存在なので、観測されたことのない不思議なものだが、それがそもそも必要ないかもという話。

従来の標準的な描像では、宇宙の3/4はダークエネルギーで1/4はダークマターで普通の物質はほんの少しというものだったので、今回の研究の主張が正しければそれがひっくり返る。

ダークエネルギーでノーベル賞が出ているので、それを否定できればノーベル賞間違いなく、そうなれば韓国初になる可能性がある。

今回の研究は宇宙の加速膨張観測の最も直接的な根拠の前提であるIa(いちえい)型超新星の光度が同じであるということに疑問を投げかけるもの。あるタイプの星の光度が同じなら、地球からの見かけの明るさは距離で決まるため、Iaは標準光源として重宝されて来た。

それが、所属する銀河におけるlaの個数などで明るさが変わるということなので、そうであれば膨張の根拠が崩れてしまう。

Ia光度が同じになるのは、寿命を終えた恒星の残滓である白色矮星が一定の質量を超えると超新星爆発を起こすという物理的境界に起因するもので(チャンドラセカール限界)、この根拠と今回の研究との整合性も気になる所。

また、加速膨張は、宇宙マイクロ波背景(CMB)や、バリオン音響振動(BAO)などでも状況証拠があるが、最近ではそれらの証拠は必ずしも宇宙が加速膨張してなくてもよいという主張も出てきていて、一見すると今回の結果と整合的にも思える。

ダークエネルギーは熱素(フロギストン)やエーテルに並ぶ物理学史上の幻となるのでしょうか。

アインシュタインが認めた過ちは、やはり過ちであることが正しかったのか。

宇宙はオープン(負の曲率をもつ)なのか

疑問は尽きませんね
興味深い研究成果ですが、この成果が即暗黒エネルギーの存在の否定には繋がらないと思います。この観測データの追試はもちろん、宇宙背景放射の観測による加速膨張の傍証など他の観測との整合性の問題もありますし、一つの観測結果で大きなパラダイムがひっくり返るほど現代科学は単純ではないです。ただ、この成果によってこの分野(観測的宇宙論分野)が刺激されて活性化するとは思います。そして、それは科学の進展にとって良いことだと思います。

>ご参考(日本語による分かりやすい解説)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59065?page=6

>原著論文
https://arxiv.org/abs/1912.04903