【潜入】あの日本企業がつくる「未来のジム」の衝撃
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CES2020の会場で、多分このレポートを書いているのはNewsPicksだけじゃないでしょうか(笑)。招待制のイベントに招かれて、人間の体を「リチャージ(充電)」するためのテクノロジーを集めた、不思議なトレーニングスタジオの取材をしてきました。
一見すごく怪しいのですが、実に気持ちよかったのが「瞑想マシン」です。20分ほど横になって、目、耳、体を包み込まれるようにして、体をリセットしてもらいました。果たしてあれが深い瞑想だったのかは別として、とても気持ちがよかった。
種明かしは記事の最後ですが、実はこれはある有名な日本企業が、その社名をまったく出さずにすすめているプロジェクトです。まずはロサンゼルスから始まり、その後にはニューヨークにも展開したいとのことで、今後も注目です。「人間が運動をしたり、楽器の練習をしたり、語学の練習をする時に働く、脳内のニューロンの仕組みに注目。その部分を電流で刺激し、活性化させるデバイスを開発した。」
論文によると、パフォーマンス改善は
・サイクリング:17%
・ランニング:15%
・ピアノ演奏:30%
仕組みは、運動の司令塔である一次運動野を刺激するそう。一次運動野は、頭頂部の大脳皮質にあるので、頭皮からの電気刺激が届くのでしょう。
=参考=
論文集
https://www.haloneuro.com/pages/researchpapers
一次運動野
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/一次運動野面白いプロジェクトが出ていました!
日本のあの有名企業のプロジェクトだったのですが、これまでの事業とどういう関係があるのだろう、と思うほどに違った分野へ舵を切った取り組みでした。そもそも、リチャージというコンセプトがとても面白く、普通のジムとは違う感覚です。新しいスタートアップのテクノロジーが詰まっていて、体験型のスタジオです。
「新しい2020年からの時代は、「体験の時代」になる」、プロジェクト担当者の言葉通りの興味深い体験が詰まった空間でした。