JPモルガン、人気クレジットカードの年会費引き上げ-約6万円に
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日本とアメリカのクレジットカードの違いをよく表しています。
アメリカにとってクレジットカードは一部の方しか持てないステータスです。
日本のようにクレジットカード会社が発行するのではなく、銀行サービスに付随するサービスです。
年会費はかかりますが、当然、年会費に見合ったサービスが提供されます。
日本でもそこまでメジャーではないですが、ゴールドカードの上のプラチナカードは年会費が数万円〜十数万円します。
しかし、アメリカでは、日本のような年会費無料のクレジットカードというのは聞いたことがありません。年会費無料というのは入会促進なのです。
一部の銀行系クレジットカード会社(三井住友カードや三菱UFJニコスなど)が銀行チャネルで入会促進をできるケースを除くと、
流通系(イオンや楽天など)や信販系(クレディセゾンやオリコなど)のクレジットカード会社は年会費があると会員が集まらないので、無料にしています。
これは、経済産業省がクレジットカードを管轄するが故に、クレジットカード会社が銀行から独立していることがこのような事態を生んでいるのです。年会費が高くても、それに見合うサービスが提供されれば会員は獲得できるのでしょう。
日本では富裕層向けのAMEXや、銀行系・信販系を中心とした企業との提携カードがこれに近いものと思います。
サブスクリプションモデルのサービスが増えれば、年会費収入を見込むカード会社としては新たにパッケージ化した商品の展開がしやすくなるかもしれません。