マスク氏の前例のない高額報酬パッケージ、実現の可能性高まる
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業績がうまくいかないと0円だけど、業績や時価総額によって500億ドル。英語記事では株主から圧倒的賛成多数だったと。しかしこの手の0か1かな役員報酬は、株主価値向上&ガバナンス的にデメリットも。
①裁量会計による株価操作への誘引
②固定給0円による①へのインセンティブが強まる可能性
いろんな意味で、コーポレートファイナンス研究の示唆が詰まった役員報酬体系だと思います
> 仕組みは前回2回の報酬プランと同じで、野心的な目標を達成した場合に段階的に付与される多数のストックオプションで構成されている。最終的に、2028年までに時価総額$650 billionなれば$50 billionのオプション。この合意は2018年のまだ時価総額$60 billonぐらいの時なので、10年で10倍という非現実的なゴール。その間、一切給与もボーナスもない。ちなみに今の時価総額は$90 billion。
今になってメディアは批判しているが、ペイパル売却して得た自分の全財産投資し、数ヶ月先の現金も危ない時も乗り越えてきた。誰にも真似出来ないから、このタイトルに書かれているように「前例」ない。BODも、マスクに一切現金渡さなくても良いし、株主にはメリットあるがリスクはないので承認した。見返りも大きいが、これだけのリスクを取れる創業者はいない。余程自信がないと出来ない。
ちなみに、マスクの殆どの資産はテスラとスペースXの株。しかもこれまで、納税のため以外は、殆ど株も売却していない。本人も会社が潰れたら破産する、現金は余り持っていないと言っている。イーロン・マスクの報酬、給与はゼロで株価連動。時価総額1000億ドルになると3.5億ドルの報酬。最終的に2028年までに6500億ドルになると500億ドル。今の時価総額は900億ドル。
巨額だから一部メディアから批判が出てるけど、この契約は2018年で600億ドルくらいの時。しかも大赤字で潰れるかもとまで言われてた時期。GoogleのピチャイやMSのナデラとかがノーリスクで1億ドルの報酬を得るのとは話が違うと思う。とっているリスクが違いすぎる。