YouTubeで「勝つ」ために「やってはいけない」こと

2020/1/10
NewsPicksアカデミアでは、各分野の最先端を走る“実践者“たちを講師に迎え、MOOC(オンライン講義)、イベント、ゼミ、書籍、記事などを通じて、最先端の実学を提供しています。
今回は2019年12月9日に開催された『YouTubeビジネス徹底解剖』の模様をまとめたイベント動画をお届けします。

YouTubeには”プロリーグ”がある

5Gによる超高速・大容量の通信環境が実現する2020年以降、モバイル端末のトラフィックの75%は動画になるといわれております。それに合わせて、企業やブランドが配信するコンテンツは、急速に動画化が進むと予想されています。
そんな中、YouTubeはビジネスシーンにおいてもブランディングやプロモーションに欠かせない映像プラットフォームとして、その影響力を年々強めています。
本イベントでは、インフルエンサーの支援などを通じてYouTubeチャンネル立ち上げのノウハウを持つ、株式会社BitStar代表取締役・渡邉拓氏が冒頭にYouTubeの現状とその攻略法を伝授。
そして、第2部では株式会社コルク 代表取締役・佐渡島庸平氏も登場し、佐渡島氏が運営する「ドラゴン桜チャンネル」や「NewsPicksチャンネル」の実際の視聴データをBitStar社が解析し、チャンネルの運営方法について議論を交わしました。
冒頭の渡邉氏のプレゼンでは、「5G化」や「高画質化」などインターネット動画を取り巻く環境を紹介しながら、YouTubeとFacebook・Twitterなど他のSNSとの違いについて「バズではなく、検索・関連動画機能が強いのがYouTubeの特徴」と語ります。
また近年は芸能人や企業が参入しており、この流れを渡邉氏は「YouTubeで起きているコンテンツの産業革命」と表現します。
さらに、「良いコンテンツの要素分解」や「企業がチャンネルがやってはいけないこと」など、これからYouTubeに参入したいビジネスパーソン必見のプレゼンが繰り広げられます。
後半は佐渡島氏を交えてのトークセッション。幾多のメディアを見てきた佐渡島氏は、YouTubeについて「クレジット(信用)を貯めるだけでなく、マネタイズもできるのが他のSNSとの違い」と指摘し、「YouTubeだけは、本業にする人が現れる”プロリーグ”がある」と評します。
またチャンネル運営のリアルを知っていただくため、普段絶対に見ることのできない「ドラゴン桜チャンネル」や「NewsPicks公式チャンネル」の実際の視聴データを公開し、BitStar社がこれを分析。現状や課題を指摘して、成功へのノウハウをを伝授しました。
チャンネル運営でやりがちなミスなど豊富に学べる内容となっています。
YouTubeのビジネス活用の要点を押さえ、他社の一歩先をゆくプロモーションを実現していただければ幸いです。
来週1月17日(金)はイベント動画・八子知礼×長島聡「IoTがもたらすこれからの社会」を配信する予定です。
動画を通じて、アカデミアの「知」に触れていただければ幸いです。来週以降の配信もお楽しみに。